経済的な軽自動車に似合う車両保険を見つけ出そう

軽自動車は普通車に比べて車両価格が安いため、車両保険を付けるかどうか悩んでしまう場合が多いようですね。

また維持費の安いことが軽自動差の魅力なので、保険料が倍近くになってしまう車両保険をどうしたものか迷ってしまうこともあるでしょう。

軽自動車には軽自動車ならではの車両保険の選び方があると思います。

軽自動車にふさわしいリーズナブルな車両保険の選び方についてまとめてみました。


新車購入なら車両保険をつけた方が安心

車両保険は保険料が高くなりがちで、軽自動車でなくてもに付けるかどうか悩んでしまうものです。

特に軽自動車の場合は、車両の価格が普通車に比べて安いため、「安い軽自動車だから車両保険は要らない」などと考えられることが多いかもしれません。

でも、軽自動車とはいえ新車価格が普通車のコンパクトカーより高くなる場合もあり、軽だからという理由だけで車両保険を除外してしまうのは危険かもしれません。

そもそも任意保険は、全損事故など最悪の場合に備えて加入するものです。

車両が壊れたり盗まれたりして生じた100万円とか150万円とかの損害に対応できないのであれば、車両保険は軽自動車であっても必要な保険といえるでしょう。

軽ではありませんでしたが、実際新車購入直後の車を盗まれたことがあります。

幸いたいした傷もなく駐車場に乗り捨てられていたのが発見されたからよかったものの、発見されなければ通勤などに支障が出るところでした。

こんなこともあるのだから、新車の場合は車両保険を付けないと任意保険の意味がないと痛感したものです。

軽自動車であろうと、新車購入の場合はやはり車両保険を付けた方がいいと思います。

そして、車両の評価額がまだ高い新車購入後数年間は車両保険をはずさないで置くのが賢明だと思います。

新車購入時から年月が経つにつれて車両価格も下がり、その分保険料も徐々に安くなって行きます。

5年、6年と経過し、このくらいの車両価格なら全損になっても自分で何とかできるとなったら車両保険をはずせばいいのです。

保険料が高くなるのが心配であれば、ディーラーが勧める保険会社でなく、同じ加入条件でも保険料を安くできる保険会社を選べばいいでしょう。

各社の保険料見積りを無料で比較できる一括見積りサービスがあります。

各社を比べ、車両保険を付けた保険料が一番安い所を選べば、保険料の面でも納得できるでしょう。


中古の軽自動車、車両保険はどうする?

新車でなく中古で軽自動車を購入した場合、車両保険はどう考えればいいのでしょうか。

購入した値段にもよりますが、ちょっと悩ましいところですね。

軽の中古車の車両価格は千差万別

一口に中古車といってもさまざまです。

新車に近いものもあれば、2~3年落ちのもの、償却期間を過ぎたかなり古いものなどいろいろな中古車があります。

特に軽自動車は中古でも人気が高いので、普通車よりバラエテーに富んでいるかもしれません。

ですから、軽の中古車といってもその車両価格は100万円を超えるものから数十万円のものまでさまざまです。

この車両価格が車両保険の保険金額の元になるのですから、中古の軽の場合は車両金額がいくらなのかによって車両保険を考えなければならないことになります。

車両価格と自分の経済力との兼ね合いで判断

購入価格が100万円を越すなど、新車と車両価格があまり違わない場合、車両保険は新車と同じに考えていいと思います。

全損などの場合自分の経済力ではカバーできない車両価格のうちは、保険でカバーするという考え方です。

逆に、車両保険が付けられないほど古くて車両価格が低い軽自動車の場合もあり得ますが、そのような場合は車両保険を付けたくても付けれないのですから、悩む必要もないということになります。

問題は、車両価格が50万円前後など、「車両保険は付けられるけれどもこの金額ではどうしようか?」というような場合だと思います。

このような場合になると、軽自動車のオーナー1人1人の経済力や考え方の問題になると思います。

「全損でも盗難でも四、五十万円の損害なら何とかなる」という方であれば車両保険は必要ないでしょうし、そうでない場合は万一に備えて車両保険を付けた方がいいということになります。

また、その線引きとなる金額も一人ひとりで違うことになります。

中古の軽にふさわしい保険料で

中古の軽自動車に車両保険を付ける場合の注意点。

それは、維持費の安さなど経済性の優れた軽自動車、しかも車両価格も安い中古の軽自動車にしたのに、任意保険の保険料だけが突出してメリットを帳消しにしてはいけないということです。

せっかく中古の軽にしたのに、保険料が普通車より高くなってしまえば、何のための軽なのか、何のための中古なのかが分からなくなってしまいます。

これは、保険会社の選び方によっては十分にあり得ることです。

車両保険を付けるときは、保険会社の保険料を良く比較し、経済性に優れた中古の軽に似合う任意保険にする必要があります。


ローン残がある軽は車両保険を付けないと危ない

日本には個人向けの自動車ローンがたくさんあり、銀行、信用金庫、JAバンク、労働金庫などの金融機関がマイカーローン、自動車ローンなどの名称で融資が行われています。

また、クレジットカード会社や自動車メーカー系のファイナンス会社もオートクレジットの形で融資を行っています。

軽自動車をこれらの自動車ローンを利用して購入するケースも多いのではないでしょうか。

ローンで購入した軽自動車で忘れてはいけない注意点があります。

新車であろうが中古車であろうが、ローンの返済が残っている間は車両保険を付けた方がいいということです。

付けた方が良いというより、必ず付けなければならないと考えた方がいいでしょう。

ローンの残っている軽自動車が万が一全損(廃車)になれば、軽自動車がなくなってローンの支払いだけが残ってしまうからです。

住宅ローンの場合は火災保険が必ずセットになっていますが、これも家が消失してローンだけが残ってしまうという事態にならないための担保です。

任意保険の場合は、ローンと車両保険がセットになっているわけではありませんが、まったく同じに考える必要があります。

車両保険を付けていれば、仮に全損になった場合でも、車両保険の保険金でローンを返済し、新たなローンを組んで新たな軽自動車で再出発することもできます。

車両保険を付けていなければ、車を失った上に、失った車のローンを支払わなければならないという二重のダメージをこうむってしまいます。

また、全損までにはならなくても、修理しなければ運行に支障が出るような損害の場合はどうなるでしょうか。

軽自動車を使うためには修理費が必要ですが、修理費のためために再度ローンを組むことはほぼ不可能でしょう。

結果的には全損の場合と同じように八方ふさがりのような状況になってしまいます。

現金買取の場合と違って、ローンが残っている軽自動車の場合は、車両保険を付けていないと事故からの再起、再出発は不可能になると考えるべきだと考えます。

もしローン残の車に車両保険をかけていないのなら、一刻も早く追加するようおススメします。


特殊な用途の軽自動車の車両保険

軽自動車を通勤や仕事に使っている方、あるいは軽トラックや軽のキャンピングカーなど特殊な軽自動車を使用している方も多いことでしょう。

これら特殊な用途の軽自動車の場合、車両保険はどのように考えたらいいのでしょうか。

それぞれのケースごとに考えて見ます。

通勤・仕事に使用する軽自動車の車両保険

手軽で経済的な軽自動車は毎日の通勤に使用されているケースも多いでしょう。

また軽自動車による配達など、軽自動車が日々の仕事に欠かせない方々も多いことと思います。

軽自動車をこのような形で使用している場合、運行に支障が出るような事故があればすぐに通勤や仕事に差しさわりが出ることになります。

したがって、このようなケースでは車両保険が欠かせないと思います。

車両保険は仕事のための必要経費だといってもいいかもしれませんね。

そして、車両保険と一緒に「代車費用特約」も付けておけば一層安心でしょう。

「代車費用特約」というのは車両保険に付帯する特約で、事故による修理などで車を使えない間のレンタカーなどの代車費用を補償してくれるものです。

修理期間中だけでなく事故が原因で車を買い替えることになり、次の車が手元に届くまでの間の代車費用も補償の対象になります。

軽トラックの車両保険

軽トラックといえばすぐに農作業用が思い浮かびます。

「田舎のベンツ」「農道のポルシェ」という呼び方もあるそうですが、やはり軽トラックは農作業用が多いようですね。

このような軽トラックの場合、「農作業用」と称して自賠責保険だけに加入しているというケースがあると聞きます。

農地に置きっぱなしであればそれでいいのでしょうが、農地と自宅との行き来にも軽トラックを使うのであれば、大きいリスクを抱えたまま公道を走っていることになります。

軽トラックの場合、構造が頑丈で10年以上のものなどざらですから、車両保険がどうこうの前に、まず対人、対物などの任意保険への加入が先決かもしれませんね。

軽のキャンピングカーの車両保険

今隠れたるブームとなっている軽のキャンピングカー。

改造に100万円程度かかったりするようですから、高級車と同じで車両保険は欠かせないですね。

でも注意点が一つ。

5ナンバー車の改造の場合は、改造部分が車両保険の対象にならない場合があるようです。

また、改造部分も含めて全体が対象になる場合、当然通常の軽よりはるかに車両価格が高いので補償される保険金も跳ね上がり、よって保険料も跳ね上がります。


車両保険の種類

車両保険には、補償される範囲の違いによって次の4つのタイプがあります。

■一般車両保険・・・ほとんどオールマイティな補償が行われる

・保険が適用される場合

偶然の事故で車に発生した損害
(車との衝突・接触、自転車との衝突・接触、物の飛来や落下による損害、 火災・爆発、盗難、浸水など)

・保険が適用されない場合

故意によって生じた損害

■エコノミー

・保険が適用される場合

「事故相手が車」であり、かつ「事故の相手が特定できている」場合

・保険が適用されないケース
当て逃げや盗難、自損事故といった損害 盗難やいたずら

■限定A

・保険が適用されるケース

交通事故以外の災害(火災・爆発、盗難、落書き、浸水、飛来・落下中の他物との衝突など)
飛び石(走行中に跳ね上げられた小石等によって受けた損害など)

・保険が適用されないケース

自分の運転ミスによる損害
他車との事故

■エコノミー+限定A

・保険が適用されるケース
「事故相手が車」の場合と「災害」の場合

・保険が適用されないケース
自損事故や当て逃げによる損害

「エコノミー」は他車との事故しか補償対象にならず、個人ドライバーの場合現実には「一般車両保険」、「エコノミー+限定A」の二つから選ぶことになります。

事故、盗難、災害のほか、運転ミスによるボディーのこすりや狭い駐車場での当て逃げにも備えたいという場合には一般車両保険が向いています。

一般車両保険はオールラウンドタイプで、保険料が最も高くなります。

ボディーのこすりや当て逃げの程度までは自費でなんとかするという場合は「エコノミー+限定A」でもよいということになります。

また、車の時価が高い新車から数年間は一般車両保険にして、その後は「エコノミー+限定A」にしたり、車両保険無しにするという方法もあります。


エコノミー+限定A で保険料はどれだけ安くなるのか

高額な高級車のようにオールラウンドな一般車両保険を付けると、保険料が高くなって維持費が安いというメリットが半減してしまうというのが軽自動車の車両保険の悩ましいところです。

でも、自損事故や当て逃げによる損害を自前で覚悟すれば大幅に保険料が安くなる「エコノミー+限定A」というリーズナブルな車両保険もあることを上で紹介しました。

実際、軽自動車の場合、車両保険を「一般車両保険」から「エコノミー+限定A」にすることによって、保険料はどれだけ安くなるのでしょうか。

見積り比較サイトを利用して、ホンダ・NBOXの場合で比較してみました。


   <保険会社>   <一般車両保険><エコノミー+限定A> <差額>

   東京海上日動     55,830円     44,810円    11,020円

   三井住友海上     59,800円     48,450円    11,350円

   損保ジャパン     54,800円     43,340円    11,460円

   ソニー損保      51,010円     41,430円     9,580円

   三井ダイレクト    34,700円     26,410円     8,290円

   アクサダイレクト   33,420円     26,070円     7,350円

   セゾン自動車火災   39,810円     33,260円     6,550円

   SBI損保      36,150円     28,050円     8,100円

※見積条件 ホンダNBOX 車両保険金額 125万円(免責5万円) 30歳以上限定 13等級 対人:無制限 対物:無制限 人身障害:3,000万円 


いかがでしょうか。

保険料が割高な代理店型各社だと11,000円以上、通販型でも平均で約8,000円ほど保険料が安くなることが分かります。

内訳として車両保険そのもの保険料を比べてみると、たとえば東京海上日動は、24,750円から13,730円になっていますから、ほぼ半額近く(約55%)まで安くなっています。

各社とも一般車両保険をエコノミー+限定Aにすることにより、車両保険の保険料を半分近くまで安くできることがわかります。

また、通販型の保険会社を選び、「エコノミー+限定A」を付ければ、新車購入直後の軽自動車でも3万円を切る保険料で車両保険付きの任意保険に加入できるということがこの比較からわかります。


車両保険の免責金額

車両保険では、修理をどこまで自前で行うかによって「免責金額」を決めることができます。

「免責」というのは保険会社の方から見た言い方で、「免責5万円」であれば、5万円の損害までは保険会社が保険金を支払う責任を免除されるという意味です。

契約者にとっては、ここまでは保険を使わないで自前で修理するという"自己負担の上限額"ということになります。

たとえば、契約のときに免責金額を10万円に設定すれば、ちょっとしたこすり傷など修理費が10万円に満たない場合は、契約者が自費で修理することになります。

逆に、免責金額がゼロであれば、どんな小さい損害でも車両保険を利用して修理することができます。

免責金額の設定で軽の車両保険を安くすることができる

大切なポイントは、この免責金額を上手に決めることで軽自動車の車両保険を安くできることです。

見積り比較サイトを利用して、免責金額の違いによる保険料の違いを調べてみると、

車両価格(保険金額)125万円の場合で、

免責金額をゼロから5万円にすることによって、4千円から6千円ほど保険料を安くできることがわかります。

(三井住友海上 △6,080円、損保ジャパン △5,620円、アクサダイレクト △3,650円)

一般車両保険をエコノミー+限定Aにすることで車両保険の保険料を大幅に安くできることがわかりましたが、この免責金額の設定でさらにもう一段階保険料を安くすることができます。

免責10万円ならちょっときついかもしれませんが、免責5万円なら何とかできる現実的な金額ではないでしょうか。

仮に、免責金額をゼロにしていても、小額の事故だと保険会社から「等級ダウンで保険料のアップの方が大きくなるから保険を使わない方がいいですよ」と言われるのですから、5万円程度までの自己負担の選択は賢い方法かもしれません。


軽自動車に似合う車両保険はこれだ!

軽自動車にふさわしい車両保険について、色々調べたり比べたり考えたりしてきましたが、話を整理して見ましょう。

軽自動車の車両保険のポイント

①車両価格の高い新車購入から数年間は車両保険を付けた方が安心。

②車両価格が低い場合は車両保険を付けない方が合理的。
(対人賠償などと違い損害額の予測が付くから)

③車両保険のタイプはリーズナブルなエコノミー+限定A がおススメ。

④免責金額を5万円に設定して維持費の節約を行う。

⑤保険会社のタイプは、保険料の安い通販型がおススメ。

結論はこういうことになりました。

①~④は上で紹介してきたことですが、⑤についてはちょっと不安を感じる向きもあるかも知れません。

任意保険の保険料は品質と関係ない

もう一度、NBOXにおススメの車両保険(エコノミー+限定A)をつけた時の保険料をみてみましょう。

   <保険会社>  <車両保険付の保険料>

   東京海上日動     44,810円

   三井住友海上     48,450円

   損保ジャパン     43,340円

   三井ダイレクト    26,410円

   アクサダイレクト   26,070円

   セゾン自動車火災   33,260円

   SBI損保      28,050円


上から3社の代理店型各社よりも下から4社の通販型各社の保険料が断然安くなっています。

ほとんど同じ条件なのになぜこんなに保険料が違うのだろう、こんなに安くていざという時大丈夫だろうか、と思うのは当然かも知れません。

でも、大丈夫なのです。

代理店型と通販型の違いはほとんどが中間コストの差です。

通販型は代理店手数料や支社・支店経費などの中間コストをスッパリ省略して安い保険料を実現しています。

事故受付、初期対応、事故対応など任意保険の大切な部分について両者の違いは基本的にありません。

むしろ事故対応の満足度では通販型の方がポイントが高いという調査結果もたくさんあります。

維持費の安いことがメリットである軽自動車には、このようなごてごてしないスッキリしたスタイルの任意保険がお似合いだと思います。

まとめ

車両保険は補償される金額に比してとても保険料が高くなる補償です。

車両保険無しを車両保険付にすると倍近くの保険料になってしまいます。

ですから、軽自動車の車両保険については、まず付けるのか付けないのかの判断から始めることになります。

ローン中である、新車であるなどの理由で車両保険を付けることになったら、次はできるだけ保険料を安くすることを考えることになります。

中でも保険会社選びは大切で、同じ補償でも保険料が格安になる通販型の任意保険が軽自動車にはおススメです。

顧客満足度調査などで評判の良い通販型の任意保険に、コストパフォーマンスの高い「エコノミー+限定A」の車両保険を免責:5万円でつけるのが軽自動車にお似合いだと思います。

この方法だったら、車両保険付の任意保険料を2万円台に収めることができると思います。


※軽自動車の車両保険に関する参考記事はコチラ

軽自動車の任意保険 車両保険はどうする?

任意保険の基礎~車両保険

任意保険の車両保険は免責金額がポイント

等級制度の改定で車両保険の役割が変わってしまった

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