保険料は自動車保険の良し悪しのバロメーターにはならない

車の保険として保険料の安い通販型にしようかと思っても、ネットの掲示板などの「安かろう悪かろう」などというコメントが気になってなかなか踏み切れないというケースも少なくないでしょう。

ネットの質問掲示板、例えばyahoo知恵袋で「自動車保険」と検索すると10万件を超えるQ&Aがあり、自動車保険に関して様々な悩みや疑問を持っている方が意外に多いことに驚かされます。

中でも、軽自動車が増えその保険の需要も増しているからでしょうか、また保険料の安さをアピールするソニー損保やアクサダイレクトなどテレビCMも多いからでしょうか、保険料の安い通販型自動車保険に関するQ&Aもかなり多くなっています。

この通販型自動車保険に関するQ&Aで必ずと言っていいほど登場するのが自動車保険代理店の方々の回答です。

その回答の内容は判で押したように「○○○だから通販型は避けたほうがいい」とか「知識のない人が通販型を選ぶのは危険」といったもので、中には通販型自動車保険をボロクソに言うようなものも少なくありません。

中でも最もひどい言い方だと思うのは「安かろう悪かろうが通販型」というコメントです。

これらの回答がベストアンサーになることも多く、質問者それを見て通販型をおきらめると言ったケースが多くなっています。

質問者だけでなく自分の保険選びで掲示板の回答を参考にする人も多いでしょうから、代理店関係者による通販型をディスる作戦?は成功しているのでしょう。

しかしそのような回答を詳しく見ていくと、回答者はほとんどがいわゆる専業代理店の方であり保険のプロであるはずなのに、事実と違うとんでもないコメントをしたり、全く根拠のない中傷をしている場合も少なくありません。

中には「これはあんまりだ」と思うようなものもあり、とても看過できない気持ちになってしまいます。

■あんまりなコメントにはいくつかのパターンがある

通販型の自動車保険を「安かろう悪かろう」という場合、その理由として挙げられるのは大体次の六つのパターンになります。

①「通販型は事故の時に役に立たない保険」(事実無根)

②「通販型には素人が嵌る落とし穴がある」(根拠のない脅し)

③「保険料の安い通販型は保険金出し渋りの心配がある」(本当は逆)

④「通販型は事故を起こせば捨てられる」(事実を誇張)

⑤「知識が完璧でなければ通販型は危険」(上から目線の脅し)

⑥「シェアが7%しかないのはリスクが大きいから」(二重規範)

まあ、こんなところでしょうが、こうして並べてみるとまさにボロクソに言っていますね。

掲示板ではこのような代理店側の非難・中傷に対して通販型側からの反論がほとんどないため、ほとんど一方的な状況になっていて、一般の人が事実に基づく正しい判断ができるような場ではなくなっていると言っていいでしょう。

そこで、このサイトでは、通販型の側に立つというのではなく、できるだけ客観的な中立の立場から、上の①~⑥のパターンについて「それは本当のことなのか」を検証し、必要であれば反証を挙げてみました。

これは「安かろう悪かろう」が本当のことなのかどうかの徹底検証になります。

次の各リンクをクリックして詳細を詳細をご覧ください。

①本当に通販型は事故の時に役に立たない保険なのか、代理店の事故対応

  そもそも代理店の事故処理は違法行為であり保険会社から固く禁じられています。⇒詳細はコチラ

②通販型任意保険の「落とし穴」とは何か

  「落とし穴」などあったら厳格な金融庁の認可が下りるわけがありません。

③「通販型は出し渋りが心配」は本当なのか?

  2005年からの事件で数百億円もの保険金不払いを出したのは代理店型損保の方でした。

④「通販型は事故を起こせば捨てられる」は本当か?

  事故後も通販型を続け満足を感じている人たちがたくさんいます。

⑤通販型を選びたい人達を脅す専業代理店

  保険に詳しくない一般の人を脅してビビらせようとしています。

⑥通販型に加入している人は100人中7人だけ

  普段は非難するトンネル代理店を都合のよい時だけ味方にしています。

■「代理店型が高いのはなぜか」と考えた方が理解しやすい

通販型自動車保険が本当に「安かろう悪かろう」の保険なのかどうかを検証し理解するためには、「通販型はなぜ安いのか」では無く「代理店型はなぜ高いのか」と従来とは反対側から考えた方がいいのではないかと考えます。

考えてみれば、通販型は基本となる「損害の賠償」に「ロードサービス」が付き、勧誘は広告でというベーシックでシンプルな業態で金融庁の認可を受けている保険です。

通販型自動車保険は、車の任意保険として必要にして十分な機能を持っており、その意味でベーシックで標準的な自動車保険と言えるのではないでしょうか。

これに対して代理店型はどうかというと、「損害の賠償」「ロードサービス」までは通販型と基本的に同じですが、これに勧誘を本社の営業と代理店で行うという代理店型ならではのコストが出てきます。

そしてこの勧誘のためのコストが代理店型の保険料を通販型よりも高くしている原因です。

通販型も勧誘のために広告費をかけていますが、その代わりロードサービスが代理店型より遥かに充実していますので、わかりやすくするため広告費とロードサービスを合わせたこの部分はチャラと考えて見ましょう。

(※SBI損保のように広告さえ省略して保険料を安くしている通販型もあります。)

代理店型の勧誘コストの具体的な内訳は、「代理店手数料」と「本社社員の営業経費」です。

この「代理店手数料」と「本社営業経費」が契約者のサービス向上など保険商品の品質を上げるのであれば、代理店型の保険料は「高い」と一概に言えなくなるのですが、果たして実際にはどうでしょうか。

■代理店手数料も営業経費も品質向上のためのコストではない

まず全体では保険料の20パーセントを占めると言われる「代理店手数料」ですが、これはまさに契約者の利便とは関係のない勧誘のためだけのコストになっていると言っていいでしょう。

なぜなら代理店手数料は各代理店に均等の割合で配分されているわけではないからです。

すべての契約者の利便向上のためのコストであれば全代理店に均等の手数料率で配分されるはずですが、実際には代理店を階級分けして保険料の10%から25%パーセントの間で傾斜配分されています。

しかも、その階級分けの基準が売り上げ等の営業成績が基本だというのですからな何をか言わんやです。

ディーラー代理店のような「トンネル代理店」であろうが成績さえ良ければ階級が上がり20パーセントを超えるマージンが手に入り、どんなに契約者のために頑張る代理店でも成績が悪ければ、マージンは最低の10パーセントになってしまうのです。

代理店手数料をこのように運用する保険会社の本音は唯一つ「ともかく契約を多く取れ」です。

これでは逆立ちしたって「品質向上や顧客サービスのためのコスト」とは言えません。

次は「営業経費」です。

損保会社の社員がどれほど猛烈な営業を行うのかについては別ページで詳しくとりあげています。

結論を言えば、代理店型損保の営業というのはまさに「自社の売り上げを伸ばすため」の一点張りであり、保険商品の品質向上とは微塵も関係がないものです。

損保各社は契約者からは見えない所で莫大な人件費や接待費などを投じて熾烈な営業を行い、シェア獲得競争をやっているのです。

よってこの「営業経費」も「代理店手数料」と同様、保険商品のクオリティーとは全く関係のないものだということになります。


さて結論が出たようですね。

代理店型自動車保険の保険料を通販型より高くしている2大要因である「代理店手数料」、「営業経費」のいずれもが保険商品を「良くする」ためのものではないことがわかりました。

近年の各種顧客満足度調査では軒並み通販型の評価が高くなっていますが、これでは「安かろう悪かろう」どころか、代理店型の方が「高かろう悪かろう」と言われかねないのではないでしょうか。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------
通販型(ダイレクト系)の任意保険の評判が急上昇中!
事故対応も含むオリコンの顧客満足度調査、2015年総合ランキングで1位から7位を独占。
あなたの保険料が通販型でどこまで安くなるか確かめてみませんか?

      最短5分、利用者が800万人突破の【無料】一括見積り こちら 自動車保険一括見積もり
--------------------------------------------------------------------------------------------------------

このページの先頭へ

inserted by FC2 system