? アクサダイレクトの任意保険

典型的なリスク細分型の自動車保険

アクサダイレクトの自動車保険は、いわゆる外資系の損保会社が販売する自動車保険です。

ネットでは「外資系は撤退の可能性がある」などという、外資系通販型を眼の敵にしたようなコメントを見かけることがありますが、ホントに困ったものです。

外資系であろうが国内損保であろうが、自動車保険は国の厳格な認可、監督の元に行われる保険事業であり、小売業などのように簡単に出店したり撤退したりできるようなものではありません。

ましてやアクサダイレクトは、世界56ヵ国で保険事業等を展開している世界最大級の保険・資産運用グループAXAの一員であり、ノウハウなどは国内損保よりはるかに優れている可能性さえあります。

リスクのことを言うなら、むしろこれまで多額の保険金不払いを続け金融庁から営業停止などの処分を受けてきた国内大手損保の方がはるかにリスクが大きいと言わざるを得ません。


自動車保険が安くなることを教えてくれたアクサダイレクト

1998年の自動車保険自由化後に登場したアクサダイレクトは、その後15年の間着々と業績を伸ばしてきています。

何と言ってもインパクトが大きかったのは、代理店を省略したダイレクト販売とリスク細分により自動車保険がここまで安くなるんだということを知らしめたことではないでしょうか。

アメリカンホーム、チューリッヒとともにアクサダイレクトはいわゆるダイレクト系(通販型)の自動車保険の先鞭を着け、その後国内損保も次々と通販型の自動車保険を販売するようになりました。

保険料の安さに加え、リスクの細分により「何で安全意識が低い人達のために俺たちまで高い保険料を払わなければならないんだ」という優良ドライバーの理不尽感が拭われたことも大きいと思います。

リスクの細分は従来の代理店型にも広まり、現在ではリスク細分型がすっかり主流になりました。


国内損保にも影響を与えたリスク細分方式

アクサダイレクトの保険料算定に用いられるリスク区分は次のようになっています。

  ・車の使用目的
  ・免許証の色
  ・年間走行距離
  ・住居地域
  ・年齢
  ・車種、形式
  ・車齢

今となってはオーソドックスで解り易いリスク区分に見えますが、出た当初は免許証の色、走行距離、居住地域により保険料が変るというのは新鮮な驚きでした。

後発の通販型各社は、このオーソドックスなリスク区分を色々とアレンジして特色づくりをしているといっていいかもしれません。

ソニー損保は走行距離を更に深掘りしたり、三井ダイレクトは免許証の色を除外してブルー免許の人をターゲットにしたり、SBI損保は走行距離を除いて「走り放題」の自動車保険にしたりといった具合です。

セゾン損保のおとなの自動車保険は「年齢」の区分を更に細分して究極の「1歳刻み」にし、40代、50代の人をターゲットにしています。

こうしてみると外資系3社が先鞭を着けたリスク細分が、国内損保各社に大きい影響を与えてきたことがよく分かります。


アクサダイレクトは総合力が高い任意保険

アクサダイレクトの特徴を一言で言えば、総合力の高い任意保険ということになるでしょうか。

事故対応の態勢、充実したロードサービス、保険料の安さの3点ともレベルが高く、バランスが取れていると言っていいでしょう。

事故対応は「チームアクサ」という専任の事故担当があたり、初期対応も専門のスタッフが対応しているようです。

特筆すべきは全国8カ所(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡)に「訪問社員」を配置していて、必要に応じて契約者や被害者を訪れ面談による説明などで事故解決までのサポートを行っていることです。

具体的には事故後の対応サポート、手続きの補助、診断書受け取り代行、相手方への自賠責保険金請求の援助などをしてくれるというのですから、いざという時は頼りになると思います。

アクサのロードサービスは「アシスタンスサービス」と名づけられていますが、拠点数は9660ヶ所で業界最多レベル、レッカーけん引は指定工場まで距離制限なく無料、バッテリー上がり、スペアタイヤ交換、カギの開錠、宿泊・移動費用なども無料、ペット宿泊費用まで負担してくれるのですから、JAF会員よりレベルの高いサービスを無料で受けることができます。

このような事故対応サービス、無料ロードサービスが受けられて保険料は業界最安レベルなのですから、まさに総合点の高い自動車保険と言って間違いが無いと思います。

総合点が高いということは、言い換えればコストパフォーマンスが高いということです。

後発の通販型のようにこれといった明確なターゲットはありませんが、誰が選んでも満足度の高い万人向けの任意保険と言ったところでしょうか。


ユニークな「アクサ安心プラス」の特約パッケージ

yahoo知恵袋などでは今でも「安い自動車保険は補償もそれなり」「安かろう悪かろう」などというコメントがまかり通っています。

ほとんどは代理店関係者の方のコメントのようですが、こんな根拠の無い話が垂れ流されていいのかと考えてしまいます。

現在では、少なくとも補償内容の面では代理店型も通販型も差がなくなったと言っていいでしょう。

「補償内容が劣るから安い」なんてとんでもない話です。

ということで、アクサダイレクトの場合も選べる補償内容は基本的に他社とほとんど違いはありません。

特約も弁護士費用特約、ファミリーバイク特約など、必要なものは他者と同様普通に選ぶことができます。

アクサらしい特約としては「アクサ安心プラス」の特約パッケージくらいのものでしょうか。

「アクサ安心プラス」は搭乗者傷害保険にプラスするパッケージで、ファミリープラス、レディースプラス、ペットプラスの3種類があります。

ファミリープラスは子供など家族のケガの補償を手厚くする特約、レディースプラスは事故による傷あとが残った場合の形成手術費用の補償などが行われる特約、ペットプラスはペットの治療費用および葬祭費用10万円まで等が補償される特約ということで、アクサダイレクトならではのユニークな補償になっています。

まとめ

アクサダイレクトは、自動車保険自由化後に登場した外資系損保3社の一角としてリスク細分型のダイレクト系(通販型)自動車保険の先鞭を着けた損保会社です。

アクサダイレクトの自動車保険は、補償内容はもちろん、事故対応の態勢、無料ロードサービス、保険料の安さ等が高いレベルでバランスしているオールラウンドな自動車保険だと言えます。

ですからどんな加入条件の人でも、アクサダイレクトを選べば平均以上の満足を得ることができるでしょう。

グローバルな展開をしているAXAグループのノウハウと実績を背景にした総合力がとても高い自動車保険だと思います。


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