" 軽自動車の任意保険 「免責」とは何か?

車両保険の話に良く出てくる「免責金額」ってなに?

任意保険の補償内容の説明などに時々「免責」と言う用語が出てきます。

意味としては文字通り「責任を免れる」ということなのですが、保険の場合は「保険会社が保険金を支払わなくてよい場合」と言う意味で使われます。

たとえば医療保険の場合、医療費の全部が補償されるのではなく、入院や手術などは補償されるが通院は補償されないというのが普通です。

この場合は通院費用が「免責」となります。

いってみれば免責というのは、消費者にとっては不利なこと、保険会社にとっては有利なことということになります。

車両保険の契約ではこの免責の金額をどうするのかがポイントの一つにまります。

免責自由とは

車の任意保険でも、車に関する全ての事故に保険金が下りるというわけではありません。

ある条件に該当する事故の場合は保険金が下りないことあり得ます。

その条件のことを免責事由といいます。

自賠責保険の場合は免責事由が2つだけに限定されていますが、任意保険の場合は免責事由が各保険会社ごとに決められているので注意が必要です。

任意保険各社に共通して定められているものを上げてみると、例えば対人賠償保険、対物賠償保険では保険契約者や被保険者の「故意」によって生じた損害の場合はが「故意免責」といって免責となります。

人身傷害補償保険や車両保険では、「故意」による損害のほか「重大な過失」によって生じた損害も免責となるという具合です。

これらの場合「故意」「重大な過失」が免責事由ということになります。

免責の具体的な例

例として飲酒運転の場合をあげると、規定以上のアルコールを帯びて運転している時の事故の場合は、事故によって発生した損害に対し保険金は全く下りないことになります。

ほかにも、無免許運転、使用人の故意による事故、使用人の重大な過失に起因する事故など、契約加入者に重大な責任がある事故の場合は、それが免責事由となり、補償が行われないことになります。

また、地震や津波という不可抗力的な原因による車両の損害、自動車から取り外されている付属品の損害、輸送中の損害、タイヤのパンクなども免責事由になります。

これらの例は一般的なものであり、実際には各保険会社によって取扱いが違いますので、任意保険を選ぶ時は、このような「補償されない範囲がどうなっているのか」という見方からの比較も必要です。

車両保険では免責金額が重要

また、車両保険の場合の免責金額の確認も注意しなければなりません。

免責金額つまり自己負担しなくてはならない金額が5万円であれば、車両に10万円の損害が生じても、5万円しか保険金が下りないということになります。

このことは会社側では積極的に言いませんが、利用者はしっかり確認した方がいいです。

契約前に、免責の範囲、つまり全く保険金が下りないケースや一部しか保険金が下りないケースを主契約や特約ごとにどのようになっているのかを、念を押しておくのが良いでしょう。

車両保険でこの免責金額が重要になるのは次のような理由からです【↓↓↓必読】

例えば車をコスって数万円程度の修理が必要だとしましょう。

この程度の損害額だと代理店の担当者から「任意保険で修理すると3等級ダウンして翌年から保険料が高くなりかえって損をしますよ」といわれることでしょう。

これは実際にそうなのであって、任意保険を使った修理で損をしない境界ラインは10万円程度だといわれたりしています。

そこで、「どうせ10万円の修理までは車両保険を使えないなら、免責金額を10万円にして車両保険を安くしたほうがいい」ということになるわけです。

実際には使えない10万円未満の修理のために保険料を払うのは無駄だというわけです。

「車両保険って一体何のためにあるの」と言いたくなってしまいますが、実際これが車両保険の現実の姿です。

車両保険を使った際のペナルティーが強くなってしまった現在、車両保険には「免責金額」がつきものだと考えた方がいいでしょう。


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